ホウエン地方の東部に位置する気候穏やかな島、トクサネシティ。スペースシャトルの発射基地があることで有名であり、ご存知の方も多いことだろう。かねてより開発が進められていたスペースシャトル「カイリュー1号」の完成報告会が25日午後、町の東部にあるトクサネ宇宙センターにて開かれた。
1万通を超える一般公募により決められたこの名前には「ドラゴンポケモンのカイリューのように力強く宙を飛んで、人類に新たな希望の光をもたらしてほしい」という思いが込められている。「カイリュー1号」は環境にも配慮した未来の動力源と言われて期待がかかっているポケモンの生体エネルギーである「∞エネルギー」を動力としている。
史上初となる有人スペースシャトルの開発は、想像を絶する苦労の連続であり、当初の予定より3年延期された本日、ようやく完成報告会へとこぎつけた。
開発責任者のナガミネさんは「まさに現代の技術の結晶。想定外のトラブルが幾度も発生したことにより完成が大幅に遅れてしまったが、今日という日を迎えることができてひとまずほっとしている。多大な成果を得られることを期待している。」と語った。カナズミシティ出身の宇宙飛行士のソウジさんは「宇宙に行けるのがとても楽しみだが、非常に身が引き締まる思いです。」と緊張した面持ちで答えた。
「カイリュー1号」は来年11月に、ソウジさんを含む宇宙飛行士4人を乗せて宇宙へと飛び立つ予定である。
(カナズミ新報/マコト)
ポケモンの生体エネルギーを使っているというのは、少し怖い響きですが、大丈夫なんでしょうか。カロス地方の事件もありましたし……
下手すると過去にもあったレックウザによる撃墜事故がまた起きるぞ?