厳粛なる殿堂入りの儀式に突如として乱入したのは、1匹のディグダだった。
ポケモンリーグによれば、先日チャンピオンを見事制して殿堂入りを果たした新鋭トレーナーを称える儀式を行っていたところ、突如として床の一部が盛り上がり、1匹のディグダが姿を現したという。リーグ側は一時、ロケット団による新手の襲撃の可能性なども考慮して施設の封鎖を検討する事態にまで陥ったが、チャンピオンが持っていたきのみを与えたところ、ディグダは満足して土中に去っていったようだ。

専門家チームの調べによると、このディグダはクチバシティ横から広がるディグダの穴を経由して、セキエイ高原にまで辿り着いたと見られている。これまでディグダの穴といえば、クチバシティとニビシティを結ぶ地下トンネルのようなものと考えられてきたが、世間の認識以上に広大な地域に渡る地下のネットワークが築かれている可能性があるようだ。
今回の一件に対し、ポケモンリーグはあくまでちょっとした珍事件との見方をしているものの、一方で「殿堂入りを迎えた新チャンピオンの手持ちポケモンは激しい戦いで消耗しており、残るは電気タイプのポケモン1匹だけであった。あのディグダが万が一にも牙を剥いてきていたとしたら、チャンピオンが野生のディグダに敗北を喫する可能性すらあった」として、早急に床面を補強する考えを示している。
また、一部の戦術論者たちの間では、殿堂入り後にディグダが現れる可能性も考慮してパーティを構築すべきだとの意見も飛び交っている様子である。
(タンバ新聞社 / ミエハル)
下手すれば、ディグダが新しいポケモンチャンピオンになって殿堂入りするという、ちょっとした珍事件になるところでしたね。
殿堂入りをプールですれば解決やね!
ディグダが超スーパーシードで殿堂入りw