TC Journal 11月号で速報としてお伝えしたように、サファリゾーンにおいて暴徒化したタマタマの集団の存在が問題となっている。事態発覚当初においてオーキド博士は「取るに足らない」と一蹴していたが、ここにきて状況が変わりつつあるようだ。以下、タンバ新聞社が配信した続報をそのまま掲載している。
12/5(土) 15:00 配信 | |
ミエハル タンバ新聞社 |
事の発端は同施設内に生息していたタマタマたちの一部が、「自分たちはメガシンカした」と強硬な主張を行い始めたところにある。通常、メガシンカとは特定のポケモンが特定の手順を踏んだうえで行う特殊な変態効果のようなものであり、タマタマはこれを行うポケモンには該当しない。
ところが同施設のタマタマたちは、同族のタマタマと複数寄り集まることによって見かけ上の数を増やし、これをメガシンカによるものであると主張。一部で暴徒化し、ラッキーやケンタロスなどの珍しいポケモンを目当てに同施設を訪れた一般客に対し、集団で光を吸収して何らかのビームを発射する構えを見せるなどして威嚇を行い、問題となった。
事態を重く見たポケモン研究の権威オーキド博士によれば、「タマタマの主張するメガシンカをメガシンカと認めることは、これまでの歴史が築き上げてきたポケモン研究への冒涜にあたる」と、あくまで訴えを退ける考えを見せているものの、一方で「タマタマらが集団でたまなげを行う構えを見せていることは看過できない。たまなげといえど、連続で100回攻撃するなどという事態になれば、並の耐久力のポケモンでは太刀打ちできない可能性がある」として、慎重な対応を示唆している。
タマタマらの主張に影響を受けたためか、一部地域に生息するレアコイルやダグトリオが同様にメガシンカを主張していることについては言及しなかった。