2020年12月25日に公開されたポケモン映画『劇場版ポケットモンスター ココ』について新たな情報が公開された。
今回の映画では、今までアニメで語られることのなかったサトシの父親について、サトシ自身が言及する場面が含まれているのだ。
矢嶋哲生監督へのインタビューによれば…
- 初めて主人公のサトシが自身の父親から受けた影響、思い出を語る
- サトシ「ココたちを見てたらさ、パパとの事思い出しちゃった。」
- なぜ言及したか→父親であるザルードとの親子関係に悩むココの姿を見て、サトシが自分の父親について語らないのは不自然だから。映画のテーマが”親子の物語”である以上、触れる必要がある。サトシは誰に対しても同じ目線で友達になれる少年であるため、父親(=ココにとってのザルード)について語り、友達のココに寄り添っている
- サトシの性格・行動の起源は父親にある。サトシもまだ、親子愛を必要とする10歳の少年だから、活動の原動力に家族の存在があるべき
- 今回の映画におけるサトシは、ザルードとココの親子の関係性を見守る第三者からの視点、つまり観客に近い目線で描かれている
- 映画では、監督自身が自身の親としての育児経験から感じたことをザルード目線で伝えている
試写会でも高評価を得ている本作。サトシの父親に対する初言及や、ココとザルードの親子愛など見所盛り沢山の内容となっている。本サイトでも近日中にレビューを掲載する予定だ。