2020年12月25日公開のポケモン映画第23弾『劇場版ポケットモンスター ココ』の制作裏話が矢嶋哲生監督によって明かされている。ポケモンと人間の“親子”の絆を描いた本作だが、なぜこのテーマを描くに至ったのか、その経緯が語られた。
- 親子というテーマを選んだきっかけは、監督自身の育児経験から
- 子供が生まれてから人生観が変わった。映画を通して伝えられることを考えた時に、このテーマが一番ではないかと感じた
- ザルードが“父親”という設定にしたのは、監督自身(父親としての自分)の思いや体験をより物語に乗せやすくするため。
- ”男親はある日突然親になる”みたいなイメージがあり、ココを拾うということから始まる父親としての日々を、同じシチュエーションとして視聴者も共有(没入)できるのではないか
ポケモン以外の作品においても、人間の子供が動物など人間以外の生き物に育てられるといったテーマの作品は珍しくはないが、そういったテーマがポケモンではどのように調理されるのか。楽しみに公開を待とう。