今まで語られることのなかったピカチュウの誕生秘話が制作陣により語られた。
ピカチュウ誕生秘話
その名も「ゴロチュウ」
- ゲーム的な仕様として「でんきタイプ」「2回進化する」というオーダーでデザインされたのが、ピカチュウとライチュウ
- さらにライチュウの次の進化形態として「最終形態は強そうにして」というオーダーでデザインされた「ゴロチュウ」
- 「ゴロチュウ」は牙を剥き出しにして、ツノまで生えていて、雷様のような外見をしていた。
- しかし、ゲーム的な仕様で、ピカチュウは1回だけ進化するポケモンになった。
リスからの閃き→かわいいデザインに
- イラストレーター にしだ あつこ氏に当時リスのブームが来ていた。
- ほお袋に「でんき」を貯められたらいいなと閃いた
- 西野 氏の「かわいさ監修」がはたらき、どんどんかわいいデザインに
- にしだ氏がデザインを提出するたび、西野 氏から「もっとかわいくして」
外見的な特徴
- しっぽ→「でんきタイプ」ということを表す、かみなり
- 背中の模様→バトルシーンではポケモンの後ろ姿が常に画面に映るため、つるんとしているよりは何かあったほうがいい
- 耳の先端が黒い→ゲームボーイは色が表現できない。白と黒だけで表現できるわかりやすい塗り分け
ゲームフリーク社内での評判
- ゲームの容量制限のためポケモンを取捨選択するためのアンケートを実施。ピカチュウが断トツ1位に
- 断トツ→ゲームの説明書に描かれる15匹くらいの公式アートの中の1匹に選出
ピカチュウへの愛
- 西野 氏はピカチュウを好きすぎて「簡単に見つけてほしくない」との意向から「トキワのもり」での出現率を低く設定
- プレイヤーの間で「最初に出てくるめずらしいポケモン」という位置づけになった