『ドラパルト』とは、ポケットモンスターの第8世代(ポケットモンスター ソード・シールド)以降で登場するポケモンである。
ドラパルト
Dragapult
Pokédex
英語名 | Dragapult |
分類 | ステルスポケモン |
タイプ | ドラゴン ゴースト |
高さ | 3.0m |
重さ | 50.0kg |
図鑑テキスト
ツノの 穴に ドラメシヤを 入れて 暮らす。 戦いになると マッハの スピードで ドラメシヤを 飛ばす。
ソード
ツノに 入った ドラメシヤは マッハの スピードで 飛ばされるのを 心待ちに しているらしい。
シールド
概要
ドラパルトは、古代に存在した両生類ディプロカウルスのようなフォルムを有しており、頭部が左右に大きく伸張している。またその名前(カタパルト)や生態(ゴーストタイプ・頭部からミサイルを射出)から近代のステルス爆撃機を彷彿とさせる。
頭部や体の上の部分は濃いネイビー色で、尻尾部分に近づくにつれ青緑から透明へと変化していく。頭部翼状部は濃い赤ピンク色。腹部には上へ向かう矢印のような模様が連なっており、素早く移動できるポケモンであることや、頭部のツノからミサイルを射出できることをより一層印象付けている。
頭部には三角のツノが4本あり、穴の内部には進化1段階目のドラメシヤが暮らしている。戦闘時にはツノからドラメシヤをミサイルのように飛ばして攻撃することができ、その速度はマッハに達する。
体の全長は大きいが、四肢はとてもミニマムで、手はだらりと幽霊のようにぶら下がっている(所謂”うらめしや”)。手足や顔の特徴などを考慮すると上述したように全体的に両生類をモチーフにしており、透明な尻尾や手などからゴーストタイプであることも簡単に見てとれるデザインだ。
ドラパルトとその進化形は、過去の時代を生きた水棲ポケモン達の亡霊とされている。
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
88 | 120 | 75 | 100 | 75 | 142 | 600 |
特性
クリアボディ
相手の 技や 特性で 能力を 下げられない。
すりぬけ
相手の 壁や 身代わりを すりぬけて 攻撃 できる
のろわれボディ
攻撃を 受けると 相手の 技を かなしばり状態に することが ある。
進化経路
ドラメシヤ
ドロンチ
Lv50で進化
ドラパルト
Lv60で進化
名前の由来
ドラゴン + カタパルト
ドラゴンであり、かつ発射砲台(カタパルト=ドラメシヤを頭部より射出する)であることから。
デザインコンセプト
幽霊 + 両生類 + カタパルト
幽霊:手の形状が”うらめしや”
両生類:手足の形状や体のフォルム・顔など
カタパルト:頭部のツノ、腹部の模様
古生代ペルム紀の北米に生息していた空椎亜綱ネクトリド目に属する両生類『ディプロカウルス(Diplocaulus)』によく似ている。
エクストラ
- 600族と呼ばれるポケモン達の中で最も特殊防御が低い
- 伝説幻除く全ゴースト・ドラゴンタイプ及び全600族よりも高い素早さ
- 600族の中で最も体重が軽く、最も全長が長い
- 600族の中で唯一、技『じしん』を覚えることができない
- 専用技『ドラゴンアロー』を覚える
ヒストリー
- 第8世代で登場後、インターネット対戦において最前線で活躍中。
- 2020年に公式より実施されたポケモンオブザイヤーの投票においては57973票を獲得し、第8世代(ソード・シールド)で最も票数を獲得した。全体では11位となった。