『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』とは、アニメ『ポケットモンスター』の劇場版10作目である。2007年7月14日公開。
ディアルガVSパルキアVSダークライ
時空を揺るがす最強の戦いが始まるー。
公開日 | 2007年7月14日 |
---|---|
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 園田英樹 |
音楽 | 宮崎慎二 |
復興収入 | 50億2000万円 |
オープニング | Together2007 |
エンディング | ビー・ウィズ・ユー 〜いつもそばに〜 |
時系列 | DP編:38-50話 |
概要
2007年7月14日から公開されたポケモン劇場版10周年記念作品。発表当初のタイトルは『ディアルガVSパルキア』。映画前売券を200万枚以上売上げ、劇場公開前時点で興行収入20億円を記録した。また、本作は「劇場版ポケットモンスター」シリーズで初めて日本週末興行収入1位を達成した作品でもある。本作から2009年7月18日に公開された劇場版12作目『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』までの全3作品は「神々の戦い」三部作とされ、ストーリーに直接的なつながりがある。
あらすじ
新たなる冒険の旅に出たサトシ&ピカチュウ、そしてヒカリたち一行は、可憐な女性・アリスと出会い、アラモスタウンへと向かう。その町のシンボルとされる「時空の塔」でポケモンコンテストが開催されるのだ。アラモスタウンには近頃、人々やポケモンたちに悪夢を見させる正体不明のポケモンが出現していた。町の名士・アルベルト男爵は、そのポケモンを捕獲するため、討伐部隊を編成する。そしてついに幻のポケモン・ダークライが姿を現した…!
一方その頃、アリスの幼なじみの科学者・トニオは空間の異常現象に気付く。なんとアラモスタウン上空に時空の狭間が発生、神と呼ばれる二体のポケモン・ディアルガとパルキアが現れたのだ!決して出会ってはならないはずの二体とダークライが遭遇したとき、時空をもゆるがす史上最大の戦いの幕が切って落とされる!*1
次のポケモンコンテストに参加するため、アラモスタウンへやってきたサトシたちは、町でアリスというかれんな女性とであった。 アリスに町のランドマークである「時空の塔」や水と緑がゆたかな美しい庭園に案内され、すっかり観光気分のサトシたちだったが、そこで一行は、何者かによって庭園があらされているのを発見する。そこへやってきたのは、この町の有力者アルベルト男爵。庭園をあらしたのは、幻のポケモン・ダークライのしわざにちがいないと自信ありげに語るアルベルト。やがて不気味な影の中から、サトシたちの前にダークライがこつぜんとそのすがたをあらわしたのだった。*2
舞台:アラモスタウン
本作の舞台となっているのはシンオウ地方の町『アラモスタウン』。スペイン アンダルシア州ロンダとバルセロナをモデルとしている。街のシンボルである時空の塔は、サグラダ・ファミリアがモチーフだ。アラモス(=álamos)は、スペイン語でポプラ(ヤマナラシ属またはハコヤナギ属 に属する樹木)を意味する。
主題歌
オープニング
■Together2007
歌:あきよしふみえ
作詞:D&Pプロジェクト|作曲:Rie|編曲:西脇辰弥
エンディング
■ビー・ウィズ・ユー〜いつもそばに〜
歌:サラ・ブライトマン
作詞・作曲:Espen Lind, Amund Biorklund, Magnus Rostadmo
商品化
2007/12/21発売。
各国での表記
英語 | Pokémon: The Rise of Darkrai |
---|---|
フランス | L’ascension de Darkrai |
ドイツ | Der Aufstieg von Darkrai |
イタリア | L’ascesa di Darkrai |
スペイン | The Rise of Darkrai |
韓国 | 디아루가 VS 펄기아 VS 다크라이 |
中国 | 決戰時空之塔 帝牙盧卡VS帕路奇犽VS達克萊伊 |
脚注
- *1:公式サイト:商品詳細:http://www.pokemon-movie.jp/dvd/pc/2007.php
- *2:公式サイト:プレイバックザヒストリー:http://www.pokemon-movie.jp/history/history2007/