『ポケットにファンタジー』とは、アニメ『ポケットモンスター』無印(初代)の第3期エンディングテーマ曲である。
ポケットにファンタジー

発売日 | 1998年2月10日 |
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歌 | さち&じゅり (小林幸子/井端 珠里) |
作詞 | 戸田昭吾 |
作曲 | たなかひろかず |
概要
アニメ『ポケットモンスター』史上、最大の鬱曲であるといってよいだろう。当時ポケモンに熱中していた今の大人たちがこの曲を聴いて受ける精神的ダメージは計り知れない。本楽曲の歌詞は、1日でもいいから子供に戻ってみたい大人と、はやく大人になりたい子供の対話がベースとなっており、子供が聞いても大人が聞いても共感が得られる歌詞になってはいるが、その歌詞の特性ゆえ、両者ではまったく歌から受ける印象が異なる。
さち&じゅり
さちとは小林幸子、じゅりとは井端珠里のことである。
小林幸子は皆さんご存知のあの方。井端珠里は、アニメ『ポケットモンスター』の劇場作品第1作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の主題歌『風といっしょに』でも、ポケモンキッズの一員として参加しており、小林幸子と共演している。
歌詞
TV版
はやく おとなに なりたいんだ
え?どうして
はやく おとなに なりたいの
こどもってたのしいじゃない
でもね なんだか なってみたい
じゃあ こんどは わたしのゆめ いうわね
もういちど こどもにもどってみたい
え?なんで
もういちど こどもにもどってみたいの
おとなでいいのに
いちにちだけでも なれないかな?
なれっこないよ
ンもう いじわるゥ
むかし わたしが まだこどもだったころ
ポケットにいれてた たくさんの たからもの
いまでも ときどき かおをのぞかせるのよ
それって もしかして ピカチュウ?
さあ なんでしょうね
むかしのこども いまのこども
ポケットのなかみはいつだって
おとこのこでも おんなのこでも
ポケットのなかみはだれだってファンタジー
ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラ ラン
ララ ラン ラン ラン ラ ラン
フルサイズ
ねえ きみたちのユメって なにかなあ?
ポケモンひゃくごじゅういっぴき ゲット~ッ!!
あら わたしとおんなじ!
え? おとなのくせに へんなの~
なによ いけない?
いけなくないけどさあ…
ねえ きみたちさァ ほかにはどんなユメがあるの?
うんとねえ もうひとつのユメはねえ…
はやく おとなに なりたいんだ
え?どうして
はやく おとなに なりたいの
こどもってたのしいじゃない
でもね なんだか なってみたい
じゃあ こんどは わたしのゆめ いうわね
もういちど こどもにもどってみたい
え?なんで
もういちど こどもにもどってみたいの
おとなでいいのに
いちにちだけでも なれないかな?
なれっこないよ
ンもう いじわるゥ
むかし わたしが まだこどもだったころ
ポケットにいれてた たくさんの たからもの
いまでも ときどき かおをのぞかせるのよ
それって もしかして ピカチュウ?
さあ なんでしょうね
むかしのこども いまのこども
ポケットのなかみはいつだって
おとこのこでも おんなのこでも
ポケットのなかみはだれだってファンタジー
ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラ ラン
ララ ラン ラン ラン ラ ラン~
もしも おとなに なったなら
なにしてみたい?
こどもと あそんで あげるんだ
やっぱり あそびたいんだ
でもね しごとも ちょっとするよ
あのね わたしが もしもね…
もういちど こどもに もどれたなら
なにしたいの?
あってみたい ひとが いるの
え?だれなの?
いちにちだけでも あえないかな
あ!はつこいのひとだ!
あったり ~!
むかし わたしが いつかてわたそうと
ポケットに いれてた てづくりのプレゼント
いつでも どきどき かおがあかくなるのよ
プレゼント わたせなかったの?
さあ どうだったかしら?
むかしのこども いまのこども
ポケットのなかみはいつだって
おとこのこでも おんなのこでも
ポケットのなかみはだれだってファンタジー
ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラ ラン
ララ ラン ラン ラン ラ ラン ~
関連動画
各国での表記
日本 | ポケットにファンタジー |
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英語 | Fantasy in My Pocket |
フランス | |
ドイツ | |
イタリア | Fantasia in tasca |
スペイン | |
韓国 | |
中国 | 口袋裡的幻想 |
子供の頃は子供であることのありがたみが分かんない、というか周りが全部やってくれるからそれが当たり前のことだと思っていたけど、実はそうじゃなくて、大人になって初めてわかるんだよな、周りの大人たちが全部やってくれるから、遊び放題だったということが。親のありがたみってのも成長して初めて実感できる。
ほんとにあの頃の時間は貴重すぎるし、絶対に取り戻せない
大人になってからこの曲きくとほんと死にたくなる
当時から、いまこれを聴いている子供たちが大人になったら…、っていうことを狙って歌詞かいてるよね絶対
刺さりすぎるんだわ
今に満足していない大人ほど刺さるだろう。
でも、満足してたら刺さらないかと言われるとそうでもない。
子供の頃の楽しさと大人になった今の楽しさって全然ベクトルが違うもんね
どんなに今が楽しくても、子供の頃の思い出ってのはやっぱ憧れてしまう