カントー地方の大手総合化学メーカー「セラドンケミカル」
30年に渡りプクリンのエコファーを販売してきた同社が、ついに集大成ともいえる商品を発表した。
―――それが「WigglyPiKe 」である。
本物を超える本物を。そんな想いでプクリンの毛皮を再現するに費やした期間は、7年。
こだわり抜いた結果、製造方法が従来のエコファーとは根本から異なる逸品が誕生した。
驚くべき事に、同社のモニターはプクリンの狩猟禁止を訴えるNPO法人が担っている。
開発責任者であるゼルヤ氏は語る。
「プクリンを虜にするプクリンのエコファーを作りたかったんです。一番再現が難しいと言われている毛皮だからこそ、それが出来れば毛皮目当てにハンターから狩られるポケモンが減ると考えました。エコファーが高品質であるほど、本物の需要が減るわけですから。
また、販売価格を見てもエコファーの方が安価です」
―――伝統工芸としての「プクリン皮」についても聞いてみた。
「もちろん、技術は保全されるべきと考えています。既に、一部技術者の方々とのコラボレーションが決まっています。poketubeにWigglyPiKeのチャンネルを開設しましたので、そちらで制作過程を順次アップロードしていく予定です。ご期待下さい」
同社では、今後も毛皮の乱獲から個体数を減らすポケモンのエコファー開発を進めるという。
伝統と革新のコラボレーションに今後も注目していきたい。
※「WigglyPiKe 」は、セラドンケミカルの公式通販サイトで20☓☓年12月上旬〜先行受注販売
20☓☓年9月中旬〜は大手百貨店、セラドンケミカル公式通販サイトで通常購入可能