パルデアの食品加工業大手三社のルーツと近況

こんにちは、ブナです。
専門にしている経営戦略についての話題が届いていたので、解説します。
折角なので研究形式で投稿しようと思ったのですが、ちょっと詰めが甘いので、noteで。

コジオ製造・ヴィランフーズ・オリーニョ食品の三社が戦略的提携を組むことが発表されました。大きなビジネス同士が提携するというのは、はっきり言って珍しいことだったりします。食品の業界なので尚更珍しいかもです。
少し調べたところ、この三社は歴史的なルーツがかなり似通っていました。
これがなかなか面白かったので、各社の情報とあわせて紹介してみます。
なお、パルデアは食品製造が伝統的で有名であり、これから説明する三社以外にも様々な企業が参入していることをご理解ください。

・コジオ製造

「変わらない美味しさを」や「コ・ジ・オ・の・塩！」などでお馴染みのコジオ製造社は、最も大きな食品加工企業のうちの一つとして知られています。市場価値が三社の中で最大規模であり、商品のラインナップも幅広いです。
コジオ製造のルーツは塩蔵品だそうです。
そのままではすぐに腐ってしまう、保存に向かない食品を、ジオツムやキョジオーンといったポケモンの使う「しおづけ」によって長期にわたって保存できるようにしていたそうです。
中でもロングセラーの「ガケガニスティック」は、ガケガニをしおづけにして水分を抜き、味を付けて長持ちさせるために生まれました。なので昔のものは今のものよりも塩分がたくさん含まれていたようです。

・ヴィランフーズ

ヴィランフーズは食品加工企業です。その名前に「悪役」を意味する「ヴィラン」が含まれていることから、悪の組織と勘違いされたり、なにかと悪い意味で話題になりがちな企業だったりします。
ヴィランフーズのルーツは、ハバネロエキスを使った漬物だと言われています。
「ハバネロエキス」とは、スコヴィランが外敵から身を守る手段です。そのエキスを食品の貯蔵に使用しているため、エキスで漬けて保存している野菜やきのみが、野生のポケモンに食べられにくくなるようです。
この会社のブランド品はやたらめったら辛いのですが、今思えばそれはポケモンから貴重な食糧を守るためだったのかもしれません。

・オリーニョ食品

オリーニョ食品は主にポケモンフーズの製造でおなじみの食品加工企業です。昔から自然やポケモンと共存することを使命としている企業で、その方針は近年特に高い評価を受けているようです。
オリーニョ食品のルーツは油漬けだそうです。
ミガルーサの切り身（削り身？）など、日持ちしない海産物やきのみをオリーブポケモンのオイルに漬けて保存していたようです。水や空気に触れることで鮮度が失われる食材に対して、オイルを使うことで、味をつけつつ長持ちさせることができるというわけです。

ここまででコジオ製造・ヴィランフーズ・オリーニョ食品の3社を紹介してきました。この三社、最初はどこも保存食がルーツだったわけですね。

近況：戦略的提携

このようにルーツの似通った三社が戦略的提携を組みました。

戦略的提携とは、ビジネスの目的を達成するために、各社の情報資源を共有することを指します。

それは例えば、コジオ製造であれば代々伝わるしおづけ技術だったり、オリーニョ食品であればポケモンフーズの配合方法だったりします。これらのようなビジネスが積み上げてきた独自の技術を一つにまとめて、いい製品を作り上げることを目標としています。

提携が発表された直後で何が発売されるのかはまだわかりませんが、私個人は三社の特徴を活かした塩辛油漬けみたいなのが発売されるかな、という思いがあります。発売したら多少高価でも食べてみたい気持ちです。

まとめ

コジオ製造・ヴィランフーズ・オリーニョ食品の三社が戦略的提携を組むことになりました。ルーツの似通った三社なので、ビジネス視点でも注目できる提携です。

みなさんはこの三社の提携でどんな商品が出てくると思いますか？

最後に、私のスマホロトムにこの文章についての川柳を詠んでもらいました！お楽しみください♪

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