こんにちは、ブナです。
今から少し前のことになりますが、留学していたパルデアから一時的にカロスに帰ることになりました。
パルデアではカイデンというポケモンを捕まえていたのですが、そのときに彼とはお別れしました。
近場に育て屋があれば預かってもらえたのに、と悔やんだのを覚えています。
とここまでだったらカロスでもよくある話なのですが問題はここから。
調べたところ、パルデアにはポケモンを育ててくれる施設が一件も存在しません。
過去にはあったかもしれませんが、現在時点ではマジでひとつもないです。
育て屋サービスに需要はあるのにその供給が全くないってどうなの?とは思っているのですが、経営学部生の私なりに心当たりがあるので大真面目に考察。
仮説①育て屋業界がそもそも利益を出し辛い構造なのではないか
世界には様々な業界があるのですが、その実態によって利益率が高いいわゆる「おいしい業界」とどれだけ苦労しても利益をあげられない「残念な業界」に分類される場合があります。
経営者のローズ氏の著書によると、化学工業や製薬などの業界は利益率が高く、逆にショップやレストランなどの小売業界は利益率が低いとされているようです。
育て屋は、トレーナーから安価でポケモンを預かるうえに、そのポケモンの養育費は全て育て屋が負担するという、明らかに無理がありそうなビジネスモデルをしています。
一般的な12時間受付の育て屋の場合、窓口に立つ人とポケモンやタマゴの監視をする人とで最低2人の人員が必要になります。1人で運営できる事業と比較して多くの人件費がかかるので、単純に損です。
この業務形態を根本から変えない限り、育て屋は残念な業界ということになりそうです。
しかし、仮説①の内容だけでは、育て屋がないパルデアと育て屋がある他地方の差を説明できていません。他地方の育て屋が金持ちの老人の道楽になっているというのも否定はできませんけどね・・・。
余談ですが、幼稚園と併設の育て屋がどこかに存在するみたいです。育て屋にデイケアの役割を求めている顧客や、子供とポケモンを一緒に預けておきたいお母さまにとっては使い勝手がよさそう。収益もとれそうだし資源も共有出来ていいかもね。
……気を取り直して、次はパルデアという地域特有の仮説に移ります。
仮説②パルデアはトレーナーの年齢層が低いため需要が少ないのではないか
調べた私としては全くの不本意だったのですが、どうやら育て屋の利用者の多くは年配の方みたいです。
確かに、ポケモンを育てたり面倒を見たりするのが難しいと感じる瞬間は、トレーナーが若いときより年老いたときの方が多く訪れるのかもしれません。
体力や気力の限られた高齢者が育成の責任を果たすのは難しそうです。その方自身に介護が必要な場合であれば、ポケモンの面倒を見ることはもっと難しくなりそうです。
カロスの育て屋付近でときたま目にしていた年配コミュニティには、そういう人たちの間で集まって知恵を交換するという意味合いが含まれていたのかもしれません。
話が逸れましたが、パルデア地方の年齢層の低さはよく知られています。世界中からアカデミーに留学生が集うことや隠居に向かないことなど理由はいくつか挙げられそうですが、その辺は詳しい人の記事やブログや論文を読んでください(投げやり)。
年配の顧客が少ないこの地域では、育て屋がビジネスを維持できるほどの利益を上げることができなかったのかもしれません。
ここまでをまとめると、パルデアに育て屋がないのは
①育て屋をやるのは大変だから
②老人の客が少ないから
というところではないでしょうか?
読んでくださっている皆様の中にパルデア出身の方がいましたら、長期旅行のときとかにポケモンたちをいつもどうしてるのか、コメントで教えてください!
最後に、私のスマホロトムにこの文章についての川柳を詠んでもらいました!お楽しみください♪
ポケモンと
一緒に生きる喜び
パルデアに
ブナのスマホロトム
夫がパルデア出身です。
結婚前から夫婦それぞれでポケモンを育てていましたが、夫のオトシドリはレベルがすごく低くて最初は驚きました。「バトルをする予定はないし、進化もしないし、ゆっくり育てばいいかな」と言っていて、のんびりした人柄に惹かれたきっかけでもあります。
私の地元は口を開けばバトル目が合えばバトル、という感じなので、誰しもポケモンのレベルを上げるものだと思っていましたが、パルデアではそうではない人も多いようです。私自身も、人に預けてまでポケモンを強くする必要はないのかもしれないと考え方が変わりました。パルデアに育て屋が無いのもそういった土地柄が影響しているのかもしれません。
コメントありがとうございます!
やっぱり他地方の人と違ってパルデアに住む人たちは優しく見えますよね。こう、絡んでくる厄介なトレーナーが少ないというか……。
夫さんとお幸せになさってください!
パルデアって服屋も無いですよね…
逆に食い物屋はめちゃくちゃある…
(´・ω・`)あのデブ、大統領やめた方が良いんじゃないですか?
匿名 さん
コメントありがとうございます♪
パルデアの服屋の少なさには驚かされましたね……。
ちなみに、飲食業界は昔から今までずっと活発な地方らしいです!今度はそのことも記事にしてみたい……!
パルデア出身の友達のポケモン、結構前から育ててる割にはレベルが低いな、と思っていたけど、私が育て屋をあんまり利用してなかったからそんなに違和感無かったのかな。言われてみればそうかも。
そういえば書いてあった通りパルデアのトレーナーさん達は結構年齢層が低いし、学生がチャンピオンになったなんて話もどこかで聞いたような、若い頃からポケモンに触れさせる人が多いのかな?
コメントありがとうございます〜
アカデミー生の大半(私の知人に限ります)は、ポケモンを連れていました!もしかしたら、パルデアに住む人たちはほかの地方の人たちよりも早くポケモンと触れ合うのかもしれませんね。
学生がチャンピオンになった話は本当ですよ。ちなみにその学生の名前は「ネモ」というらしいです。
自分は色んな地方を旅するトレーナーです
ポケモンのタマゴって育て屋に預けている時しか見つからないですよね
バトルの熱意が高い人の一部はより優れた才能を持つ子を求めて大量のタマゴを孵化させてます
育て屋にはそういった需要もある訳で話の趣旨がずれるのでこの是非は問いませんがパルデアではピクニックが盛んで、その最中に何故だかタマゴが見つかることがあるんです
ブナさんの記事を読んでそういった事情も育て屋の需要を下げる要因の一つかもなんて思いました
カロスも良いところですよね町も人もオシャレだし美味いガレットもある。長年連れ添った相棒が新たな力を得たのもカロスでした
今はパルデア各地にある結晶が干渉するのか扱うことが出来ないけど、また蒼炎の黒龍の姿を見たいものです
コメントありがとうございます!
育て屋はバトルが得意なトレーナーへの需要もあるのですね。私は、バトルのためのエリートポケモンを(タマゴから)育てるのは、てっきりポケモンブリーダーの方の役目なのかな、と思っていました。
蒼炎の黒龍っていうことは、めちゃくちゃ手練れのドラゴン使いさんってこと……!?一度見てみたいです✨
パルデアの某アカデミーの生徒です。長期旅行の際は同じ寮の信頼できる友達に預けています。姉がガラル地方に住んでいるのですが、そこでも育て屋はない(“預け屋”というところはあるらしい)そうです。ポケモンリーグに挑む若いトレーナーたちが多くいるらしく、パルデアと同じでトレーナーの年齢層が低いためだと考えられるのですが、パルデアとは違いガラルでは「目と目が合えばバトル!」のスタイルらしいので、育て屋の需要は一定数あると思うんですけどね。
コメントありがとうございます!
バトルで町おこしすら実現するあのバトル大興業地方ガラルに育て屋がない……!?(愕然)
一応、預かり屋というポケモンを預かる施設はあるのですね。であれば、ポケモンを預かってもらって、そのついでに育ててもらう、そんな育て屋の需要はそれなりにあるのではないでしょうか。
ガラルも相当広いですし、どこかに育て屋の一軒や二軒、あってもいいんじゃないかなと思ってしまいますが……どうなのでしょうね。
パルデアでポケモンを預かると言えばアカデミーが一括してる、ただし生徒・学校関係者もしくは保護されたポケモンに限るというけどね。
コメントありがとうございます!窓口で聞いてみたところアカデミーの預かりサービスありました!検索結果になかったのに!!情報ありがとうございます!
ロトムの作った川柳めっちゃ字余りでグラスフィールド生えるwww
ロトムの人語への理解度は他のポケモンと比べてもかなり高い方だけど、人間の文化まで理解するのはやっぱり厳しいみたいだな
そもそもスマホロトムがしゃべっているのは、初期状態ではシステム側が用意した文章を朗読してるだけに近く、通話や会話から言語や話し言葉を辞書にタグ付け登録されてだんだん自然な会話が可能になって行くのです。
スマホロトムには川柳がポエムの一種とだけ認識されているので、アプリ未インストールだったりスマホロトムとしての経験値がまだまだだと、字余りや字足らず、脈絡のないものが出来たりしますね。
川柳アプリ「オーキド」のインストールや川柳をいろいろ教えると、スマホロトム自身がオーキド博士顔負けのポケモン川柳をひねり出すようになりますよw