暗闇の中をただひたすら1人で歩いていた。
すると奥から「カサカサカサ…」と何者かが這い回るような音が。辺りを見渡すものの誰も居ない。
気のせいかと思い、再び足を前に進める。
すると突然目の前の壁(岩?)が勢いよく崩れ、中から人間の私と同じ大きさくらいの巨大アイアントが出現。「逃げなければ…!!」本能で感じるものの足が鉛のように重くなって動けない。仕方ない、バトルで弱らせてる隙に逃げるしかない。相棒のミジュマルに助けて貰おうとモンスターボールを取り出したが、ボールがただの石になってた。他のポケモンが入ったボールも道具も全て石。
巨大アイアントの大顎が私目掛けて振り被り、「もうダメだ……○される…○ぬ……」
そう思った瞬間______!
はっと目が覚めた。汗だくだく。
心配そうに覗き込む相棒のミジュマルの顔、見慣れた自分の部屋、良かった夢だったんだ…。心底安心した。