場所:雪山 山道エリア 西側
今日は試しに私の普段の仕事を少しだけ記録させてもらう。早朝陽が登る前から雪原を超えて山に入る…山道の西側の調査が本日の仕事だ…山道を外れ道の無い道を進む事2時間程だろうか…ヒヒダルマの群れを発見した…いや、正確には前回調査時と同じ場所に同じ群れを発見した…ダルマ状態で少し開けて大きな一本の木の下に出来た空間に7匹程が並んで固まって居る、前回の調査時近くまで行ったが警戒心が強く危険と判断し撤退したが今日はダルマ状態な為接近出来るか試してみる。
場所:山道西側ヒヒダルマの住処
結論から言うと接近には成功した…調査の為しばらくヒヒダルマの横で作業をしていた所ヒヒダルマが動き始めた…撤退を視野に入れゆっくり離れようとした所ヒヒダルマ達は各々毛繕いを始めた7匹な為1匹余ったからか私に背を向け座り込んだ為ザックよりブラシを取り出し毛繕いをしてやる…驚くかもしれないがポケモンは危険なだけでは無い…個性にもよるが気分次第でこの様にコミュニケーションを取ってくる個体は珍しくは無い、ブラシを掛けながらヒヒダルマの観察を続ける。本日の調査の結果この群れは比較的観察対象としやすい群れと判断した…別の群れと比較する為この群れの少し目元がタレて居る個体からタレ目ダルマの群れと名を付けた。
場所:雪原エリアの端自宅ロッジ前
タレ目ダルマの群れを少し観察し過ぎた…暗くなる前にはなんとか山を降りれた為いざという時のアーマーガアによる緊急離脱はしなくて済んだ…この辺りには大型の鳥ポケモンは生息していない為私のアーマーガアが山の周辺を飛ぶと山のポケモン達がしばらく警戒心を高める為出来れば使いたくない緊急事態用の最終手段だ…もう陽は落ちた為非常に寒いがロッジの前でドドゲザンが鎮座して居る…あれは様子を見に出てきていたのだろう、ユキハミは見えないがおそらく近くで雪を食べているのだろう…ドドゲザンに怒られる前に早くロッジに入ろう…本日の調査を終了する。
◯月◯日(◯曜日)
調査に行く際の荷にブラシが含まれるのが意外で面白いなと思いました。
他にも実はこんな物持ち歩いている、みたいな物はありますか?
ブラシは以前にも似た様なことがあった為持ち歩いていた、後はきのみ数種等や特注の棒ヤスリとかだろうか…ヤスリは鋼タイプや氷タイプの鉱物系とのコミュニケーションで使うのだが…成長過程で角ばった部分(人間で言うところの角質に相当する)を削ってやると気持ちいいのか喜ぶのだ。