こんばんは、以前納涼スレ
立てた者です!洒落ゴス関連だけHN入れておこうかな…
あの時は元々過去の洒落ゴススレのまとめが読みたい!って主旨でスレ立ててたけど、最近スレ見返してたらTCB民による独自の洒落ゴスを集めたくなって。
みんなが聞いた、もしくは体験した怖い話、聞かせてもらえたら嬉しいです。
あとは、ここで書ききれない洒落ゴス話のためにタグ作りたかったのもあるかな。たくさん語りたい洒落ゴス話があったらこのタグを使ってくれれば嬉しい。
コメント・タグ利用する人へのゆる〜いお願いとしては、
・虚実はどちらでもいい
・命あっての洒落ゴスなので実況禁止(危ない目に遭ってる時はまず命守ってね!)
最後に、偉大なる先人の言葉をお借りして。
『別に実話でなくてもいいです。要は「半端じゃなく恐い」が大切なので。』
皆の洒落ゴスお待ちしてます!
自分が知ってる話をひとつ。
まとめるの下手で長くなってごめん。
あまり怖くは無いかもしれない、でもどうしてもどこかで語っておきたかった。フェイク入れてます。
場所はぼかすが、田舎の長閑な町での話だ。
特段海や大きな水辺なんてない町なんだが、ある寒い日の朝からプルリルが1匹だけ現れるようになった。
プルリルは特に何もしない。ただ、ふらりと姿を表しては、じっと1箇所にとどまり、もぞもぞと体を揺らしている。そうして、いつのまにか居なくなっている。
最初は気味悪がっていた住民たちも、プルリルが居ることに段々と慣れていった。
もっとも、プルリルは話しかけても触ってもほぼ反応を示さず、もぞりもぞりと体を揺らすだけ。住民たちの多くはだんだんと関心を失っていった。
ある日、近くで交通事故が起きた。
事故はハンドルを切り違えたことによる軽いもので、スピードも出ていなかったため、怪我人もなかった。
事故を起こした運転手は青ざめていたが、物損でも事故は事故だ、それはそうだろう…と救助や野次馬で集まった人々は、誰もがそう思った。その時、彼は震える手で道路の真ん中を指差した。
「あるいてる…」
そこには、よたよた、ずるずる、覚束ない動きで反対側へと移動するプルリルの姿があった。誰も、何も、言えなかった。
その日から、プルリルが目撃される場所が少しずつ広がっていった。
住宅街の真ん中。公園。児童館。年数をかけて、少しずつ、少しずつ。よたよたと覚束なかった動きは年を経て徐々に滑らかになり、公園や児童館では、子供たちとともに遊ぶような仕草も見せるようになった。もっとも、それを見た親は慌てて子供を引き離していたが。
ある日のことだった。しばらくぶりに、初めて見つかった場所にプルリルが居た。
「珍しいな、遊びに来たのかい?」
住民はそう声をかけた。もう、その子は地域にいて当たり前の子になっていたのだ。
『ううん、ママのところに行くから』
子供の声がそう答えた。
住民は驚いてあたりを見回したが、早朝にこんな場所に来る子供なんていない。もしかして…と視線を戻した先には、もう何もいなかった。
その日のことだ。一人の女が逮捕された。
数年前、生まれたばかりの子を捨てたらしい。赤子には冬の寒さは越えられず、翌朝死んでいるのが見つかった。その犯人が、ようやく見つかったのだ。
生きていれば、あの子はスクールに通う年だろうか。あの子はずっと、何を思って町を彷徨っていたのだろうか。寂しくはなかったのだろうか。ママのところに行って、どうするのだろうか。
最後にプルリルを見た住民は、そっと道路の向かいに目をやり、手を合わせる。
そこには穏やかな顔をしたお地蔵さんが数体、並んでいた。
洒落にならんくらいかどうかはわかんないけど、短めのをひとつ
自分、昔通ってたポケモンスクールの夢を何度も見るんだけど、校舎の中とか教室の場所とかはデタラメなのに何故か2階のパソコン室の隣にある購買だけは、どんなに夢の感覚が空いてもそこにしっかりあった
現実の母校には購買なんて全くなかったのに
でも、夢の中で自分は毎回「あっ。ここの購買に寄らなきゃ」って思うんだけど校舎を駆け回ってる間に忘れて、目が覚める
購買はいつもドアが開けっ放しで、キラキラしたノートとか消しゴムとか、ちょっとした可愛い雑貨とかが置いてあって本当に楽しそうだった
けど今日見た時、いつも開けっ放しの購買のドアが閉まっていた
教室の、スライドドアにはめられたすりガラスの向こうは何故かどんより赤黒い色をしていて、その向こうを隠すかのように、ジョウトの舞妓さんが持ってるあの……センス?だったっけ、紅白のあれが開かれた状態で、仰ぐ部分を下にしてすりガラスの所に貼られていた
自分は「なぁんだ、今日購買休みなのか」なんて思ってたんだ、休みなんて一言も書いてないし、そこが購買とも書いていないのに
でも夢の中の自分は、明らかに異質なそのドアを残念そうに見ていたら、ふとドアの隙間から青白い色が見えて「おや?」と思ったんだ
なんだろう。ネクタイ? いや、上級生が着るワイシャツでも挟まってるのかな?
そう思って目を細めて見てみたら
それ、指だったんだよね
ウィンナーみたいな太さの、まるでペンキ塗ったみたいな青白い指がドアの隙間に挟まってる
でもさ、夢だから別に気持ち悪いとか怖いとかそういう感情はないわけよ
──なーんで指挟まってんのかな?
なんかの遊びかな?
というかこの指の挟まり方、挟まってるというよりもこのドアをこじ開………
パンッ!!!
……ハッと、右頬の痛みで目が覚めたら、すごい顔したチラチーノが時計を指さしていた
その時、チラチーノ達の朝ご飯の時間をとっくに寝過ごしていたのに気が付いて、慌ててご飯を作って、寝坊してごめんと必死に謝りたおした
自分の右頬はチラチーノの目覚ましビンタでしばらく真っ赤になってたけど、寝坊した自分が悪いから文句は言えなかったし
それに、あの時ドアをこじ開けようとした何かを見てしまっていたら多分ここに書き込みしたり出来ないでいただろうな〜って思ってる
あの指の正体とかマジで知りたくないけれど、漠然とあの2階のパソコン室の隣にある、購買の夢はこれからも見続けるんだろうな〜
洒落ゴス提供が嬉しくてニッコニコで読み始めて背筋がスッと冷えました…
学校の夢ってなんか妙にリアリティあること多いよね そして存在しなかったはずの異物があっても何故か自然と受け入れられちゃうよね…
普段は実害無さそうだからこそ、指の夢の異様さが際立つしもしも開けていたら、を考えてしまう…上質な洒落ゴスありがとう!
そこまで怖くないかもしれないけど昔体験したことをひとつ。
まだ自分がパルデアにあるアカデミーの生徒だったころ、しるしの木立ちっていう中々怖い雰囲気の漂う所に行ったことがある。
そこにはタギングルっていうポケモンがいて、沢山の木に模様を書いているんだけど、私が行った時にはあまり模様がなくて、おかしいなって思ってた。
でもよーく見たら、木にうっすら赤色のマークがしてあって、しかも道に沿ってマークしてあったから、気になってそれに導かれるように奥の方に歩いていった。
段々マークが大きくなってきて、赤色にこだわりのあるタギングルがいるのかな、って思ってたけど、周りを見たらポケモンが全くいない。
しるしの木立ちにはそこそこポケモンがいるはずなのに、なんの気配も感じない。
怖くなって帰ろうとしたら、今まで歩いてきたはずの道が無くなってた。
後ろを振り向いたのと同時に身動きが取れなくなって、奥の方から音が聞こえた。
ずちゅ、ずちゅ、ずり。
こっちに近づいてくるのが分かって、逃げようと思っても何も出来ない。
あ、終わった、って思った瞬間人の声が聞こえて、目が覚めた時には病院だった。
他のトレーナーさんが奥の方に倒れてる私を見つけてくれたらしく、もしあのまま捕まってたと思うと……
それから木立ちの周囲には近づかないことにしてる…って話でした。長くなってごめんなさい!
山とか森とか…自然豊かなところって人為的な悪意と元からそこにある超自然的な現象が混じってより恐怖に「正体の分からなさ」を添えてくるよね…相性の悪い土地もあるっていうし、ナニカ、が何なのか分からないまま近づけない場所増えるの怖過ぎる コメ主さんが無事で良かった〜!
個人的には長い話はスレに投下するよりハッシュタグでどんどん投下していったほうが、コミュニティ的にもハッシュタグの浸透という意味でも良いと思うんだけどどうかな? せっかくの話がリアクションもらいにくいし、リアクションあったらあったで遡るのも大変じゃん?
規約でも1つのコンテンツとして成り立つ程度のものは1投稿推奨されてるみたいだしさ
長めのやつをここに投下した人や前スレに投下した人も、ブラッシュアップした完成版を “#洒落ゴス”で投稿してみてはどうだろう
提案ありがとうございます!
自分も洒落ゴス盛り上がるといいな〜と思ってハッシュタグ作成+タグ説明の意図もあってのこのスレ立てだったし、長めの洒落ゴスはこれからはどんどんタグつけて新スレ立ててもらった方が良いかも!!あんまり怪談を1箇所に集めるのも良くないって言うしね…