by As███04
主なの
- テーマを考えるとモンスターボールが一切出ないくらいの展開を予想してたので、ゲットチャレンジもボールに戻すのもやるのは驚いた。
- サトシとココの出会いがほんの少しでも違ってたら、対立するようなことにもなったのかもしれないなと思った。例えば序盤のウッウとバトルする場面に居合わせてたら、あそこまで仲良くなることはなかったんじゃないだろうか。ちょうどよいタイミングで出会い、程よい速度で人間社会を学んでいたように感じる。遅すぎても早すぎてもダメだったかも。
- ポケモンBWの頃にバトル&ゲットしてボールに閉じ込めるのは本当に友達にやることか?みたいな話をゲーム本編でやった後の時代の映画で、特に家族・親子がテーマなのでその辺りの描写をどうするのか、見ている側として気にならないかが不安だったんだけど、劇中に出てくる人間とポケモンの関係性がどれも良好に描かれていることでこれをクリアしてるのがとても良かった。路上バトルでエースバーンに敗れたナットレイとトレーナーの表情が本当に良かった。
- モブの人間にも森のポケモンも親子が多くて微笑ましかった。
- とうちゃんがアッサリ群れを離れたなと思ったら見捨てられない理由みたいなのが後々ちゃんと語られたのが良かった。
- テレビCMとかの事前情報を見てココが思い悩む話なんだと思いながら見に行ったんだけど、とうちゃんザルードが思い悩むシーンがけっこう多くて意表を突かれた。そりゃ子供だけじゃなくて親も悩むもんな…
- 現実の親子関係は必ずしも良いものだけとは限らないんだけど、この映画は血の繋がりじゃなくて関係性に重きを置いてる感じが良かった。(別に俺が親子関係に悩んでいるわけではない)
- ポケモンと人間は仲良し、ってのをずっと映した後に出てくるラスボスが”ポケモンごとき”と言い続けて相棒を持たず、伐採ロボで森のポケモンたちと戦うのが対比になってるんだなと思った。
- ザルードの群れも最初は他のポケモンやココを拒絶してて、自分たちの群れさえ良ければそれで良いという考え自体はラスボスと一緒なのが面白い。
- よくありがちな森林破壊をする人間が悪、みたいな感じのシナリオ展開じゃなくて、ザルード側の傲慢もまた悪かったと結論づけるのが良かった。
- いつもの映画で使われる「不思議な不思議な生き物」がポケモンだけじゃなくて子供(親)に対しても使われるのがすごく上手いと思った。本当に不思議だよな…
その他
- こんなにでんこうせっかとアイアンテールが激推しされるとは思わなかった。10まんボルトがVSウッウくらいしか有効打になってない気がする…。
- 長老はいつもとうちゃんに優しい、という話からとうちゃんの本当の親が長老とか セレビィのときわたりで過去に行ったとうちゃんが長老になるとか 色々考えながら見てたけど、やはりセレビィの持ってきた卵から生まれたのがとうちゃんなんだろうか。
- 伝ポケが人間の言葉を喋れないと作劇上いろいろ大変なんだなとちょっと思った。
- 川に流す前、ちょうど良い位置に変なカプセルあったな!?
- 研究員の皆さん、最終決戦パートはもっと加勢してほしかった。ずっと突っ立ってるのが…。というかこの人達も手持ちポケモンの描写なかったのがちょっと引っかかる。
- 旅に出る前にせめて日本語を学ぶべきでは?
- ウッウ育てたくなった。
- ロケット団パートは本編に密接に関わってくるわけではないんだけど、この映画の中でのいつものやりとりがいつも以上に仲良しに見えて良かった。