カントー地方に住む、ポケモンマニアのマサキ。
ポケモンあずかりシステムを作った彼は、ある日、とあるマシンの実験中に失敗して、ポケモンとくっついてしまった。
ポケモンの姿になり、マシンを操作できずに途方にくれていたマサキ。だが、ポケモンの姿でも言葉をしゃべることができた彼は、偶然やって来たトレーナーの協力によって人間の体に戻る。その後のマサキは、何事もなく暮らしたという。
この逸話から、ウツロイドに寄生された人間の治療方法として、マサキの実験に一部の研究者から注目が集まっている。
「ウツロイド」は、人間の心を解放する神経毒を持ち、取り憑いた人間を暴れさせたという記録が残されている。また「ウツロイド」に寄生された人間は、毒によって自分では動けなくなるほど衰弱してしまう。