出典:gigazine.net/news/20170601-pokemon-go-vp-interview/
パートナー提携企業の支払額
gigazine.net:ポケモンGOのパートナー企業は訪問客1人につきいくら支払っているのか?
oglobo.globo.com:‘Prefeito do Rio entrou em contato para que Pokémon GO estivesse ativo nas Olimpíadas’, conta executivo da Niantic
ポケモンGOの開発元であるNianticの戦略的パートナーシップ部門でVPを務めるMathieu de Fayet氏が、ブラジルのニュースメディア Jornal O Globoと対談を行った。その中で、ポケモンGOのパートナー企業は訪れるトレーナー1人あたりいくらをNianticに支払っているのかなどが明かされた。
誕生のきっかけ
■どのようにして『現実世界にポケモンが登場する』というアイデアが生まれたのか
Fayet氏:2014年にGoogleマップチームと『現実世界でポケモンを捕獲できたらいいね』とジョークを言っていたのが最初のアイデアです
その後Nianticは「Ingress」をリリースし、特に日本で人気のゲームとなったのですが、任天堂の岩田聡元社長もすぐにIngressをプレイしたとのこと。ポケモンGOリリース2年前から、任天堂とNianticは秘密裏にポケモンGOの開発を進めていたようだ。
パートナー提携による利益
■パートナーシップの仕組み
Fayet氏:パートナー企業の店舗などの特定の場所を決め、Nianticはその場所を訪れたプレイヤー1人あたり0.15ドル(約17円)を受け取っています。私たちは日本だけで5億人の来訪者数を記録しており、ポケストップになったマクドナルドでは1日あたり2000人の来訪者がいました
▼Jornal O Globoのインタビューを報じたTechCrunchによると…
Nianticの広報担当者から「0.15ドル」という数字は誤りだという連絡を受けた。
実際には「スポンサーは集客1人ごとに最大0.5ドルを支払う」とのこと。
■利益
0.5ドル(約50円)で計算するとNianticは5億人の集客で2億5000万ドル(約277億円)もの売上を得たことになりますが、ポケモンGOの効果はNianticだけにとどまらず、株式会社ポケモンにも影響している。
▼株式会社ポケモンの直近5年間の決算によると…
第18期(2016年)純利益:6億1900万円
第19期(2017年)純利益:159億2100万円
前年比25.7倍