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私の大好きなサルポケモンたち

ポケモンショートストーリーズ #14(ヤナップ・バオップ・ヒヤップ他)

guest writerbyguest writer
2020年12月18日
in ストーリー
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『ポケモンショートストーリーズ』では、全国各地のポケモントレーナーの皆様から寄せられた体験談を掲載しています。

私の大好きなサルポケモンたち

寄稿者:ミセル(19歳 女性・サンヨウシティ)

『本日、シンオウ地方は大雪の可能性があります、カントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方は、草ポケモンも喜ぶ快晴でしょう』

テレビのニュースを見ていた私は、うーんと背伸びした。こんなに良い天気なんだ、野生の沢山のナゾノクサも喜んでいることだろう。

私はイッシュ地方のサンヨウシティから、ここクチバシティに留学してきたサルポケモン好きの留学生だ。カントー地方には珍しいポケモンがいるって話を以前カントー地方を訪ねていたママから散々聞いて来た。

私もカントー地方のポケモンを見てそりゃもう感動した。ポケモンの笛を吹かないと起きないカビゴンとか、ちょっとだけおっかないシオンタウンのゴース、ラプラスに乗る水上ツアーも良かった。このクチバシティの近くには特にたくさんのマンキーも見ることが出来た。

後は世界中で大人気のトキワのピカチュウの森とか。予想以上にピカチュウは沢山いた、ちょっとエモンガに似ているな。

欲をいえば、シンオウ地方のヒコザルも一目見たかったな、でもジョウト地方にも足を運んでいるから野生のエイパムを見ることが出来たしそれはそれで満足だ。

今日は久しぶりに故郷のサンヨウシティに一時的に帰る日になっていた。

幼い頃からの私の相棒ヤナップは何がなんだか分からないと言うようにこちらを見た。お前も一緒にイッシュ地方に帰るんだよと荷物を纏めながら心の中で突っ込んだ。留学中に一匹だけなら自分のポケモンを留学先に持ち込んで良いというルールだった。

『なんでミセルはサル系ポケモンが好きなの?』

留学に来てからというもの散々聞かれたものだ。サルポケモン好きということが、そんなに珍しいのだろうか。

ちなみに私が特に大好きなのは一番の相棒のヤナップだし、ヒヤップやバオップも当然好きだ。最近はガラル地方のサルノリもかな~り気になっている。まぁ草ポケモンも全体的に大好きなんだけどね。

ヤナップとの出会いはずっと昔に遡る。

地元サンヨウシティの有名レストランに、両親が私を連れて行ってくれた時のことだ。そこのレストランは同時にバトルを観戦できるジムでもあった。私はその時、ジムリーダーデントさんの使いこなすヤナップに一目惚れをした。弱点を突かれても果敢に挑む姿、レベルの違う相手に立ち向かっていく凄さ、デントさんとの強い信頼も伺える。

それを見てから私はトレーナーの資格を得て、近くにヤナップが出る森に赴き、ヤナップを探し歩き続けた。自分だけのパートナーが欲しい、そんな気持ちも確かにあった。

すると木の幹にしがみついているヤナップがいた。ボールを投げて成功すれば確実に手に入る所だったけど、何故か見つけたヤナップは逃げなかった。

何故か両者そのまま見つめ合っていた。

しばらくして仲間のサルポケモン、ヒヤップやバオップが現れたから、そのヤナップは去ってしまったけれど。

顔に特徴的な模様があったから、その子のことは忘れなかった。

◇

ある日、私は水辺のほとりでゆっくり歩いているあの時のヤナップを見つけた。運命なんだと心がときめいたのをよく覚えている。

次の瞬間、そのヤナップが深い水の中に落っこちてしまう寸前の光景が目に入った。私は何がどうなったと考える間もなく、その子の手を掴んで離さなかった。体が勝手に動いていた。

ヤナップはお礼にオレンの木の実を渡してくれた。そして、いつのまにか、その子は私についてくるようになっていたと言う話だ。デントさんのヤナップと違って、私の子はどうやらのんびりとしたマイペースな性格らしい。

◇

飛行機に乗って、イッシュ地方に戻って来た。

マメパトの群れが、時折わたしの頭の上を通り過ぎていく。やっぱりカントーとイッシュの空気は違うなぁ。実家に戻ったらママの手伝いをしながら、ヤナップの頭の手入れをしようと計画する。

サンヨウシティに到着した。

相変わらずこの町はデントさん絡みで盛り上がっている。

「ただいま!!」
「あら、ミセル。おかえりなさい」
「あのねママ、カントーはさ!」

ママがリビングの扉を開ける。

すると部屋の中からバオップとヒヤップが私を出迎えてくれたのだった。

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