投稿者:名無しのシンオウトレーナー
/ トレーナー
25歳
女性
2023-07-27 00:44:02

忘れたくない話

所謂うちの子自慢になるから適当に流して欲しい。 普段は見る専なんだけど、備忘録というか、忘れたくなかったから残したくて書かせてもらう。 少し前、とある人からの頼みでとエリートトレーナーとバトルすることになった。その筋では有名なトレーナーらしくて、相棒はガブリアス。何で私がそんな相手とバトルを申し込まれたのかは割愛させて貰うけど、断れない筋からの頼みだったから引き受けた感じ。ジムバッチは一応持ってるけど、別にリーグ挑戦とかはしてない。中堅のトレーナーだと思って欲しい。相棒はエンペルト。 バトル内容は一体のみのシングルバトルだった。正直ガブリアスは凄く強かった。バトル用に何から何まで調整してきっちり育て上げたんだろうなっていう。多少相性有利はあっても、こっちはバトル専門じゃないし正直勝ち筋は薄かった。そりゃあ勿論本気で戦ってたけど、タイプ一致技がどうしても重い。向こうのHPバーを削るより早く、ゴリゴリエンペルトのHPが削られてるのが目に見えて分かったし、勝ち筋が見えない中で戦うのってキツくない?私はキツかった。ほぼ確定であと一発食らったらエンペルトは持たない、って時に指示をミスって、一撃を食らった。ダメだって思った。 ……でもさ、立ってたんだよね。相棒が技の衝撃で起きた土煙の中で奇跡的に、HPバーを僅かに残して。多分なつき度が最大値の時にポケモン達が踏ん張ってくれるアレ。それでも次こそ一撃食らったらダウンする中で、エンペルトが私を見てた。ギラついた目でまだやれるって目をしてた。ここで屈するなんてプライドが許さないって意思を感じた。 もう咄嗟だった。何も考えずにれいとうビームの指示を出してた。エンペルトがこの状態からガブリアスに有利を取れる技なんてこれしか無かったし、ガブリアスに持たせるきのみで定番のヤチェのみの事だって可能性として頭にあったけど、なりふり構ってられなかった。放たれたれいとうビームが当たった音が聞こえて、ガブリアスの痛そうな声が一際大きく聞こえて、え、って思った次の瞬間にはガブリアスが膝から崩れ落ちてた。……多分、急所当たりをしたんだと思う。それが偶然なのか、それともエンペルトが意図的に狙ったのかは分からないけれど。多少の疲労はあれどエンペルトより動きが良かったガブリアスを、後々で分かったことだけどやっぱり持たせてたヤチェのみの半減効果さえも全て削り切って、私とエンペルトが勝った。自分で言うのもなんだけど、とんでもない逆転劇だった。 嬉しかったんだ。エンペルト……ポッチャマは私が一番最初に選んだポケモンで、唯一無二の相棒だから。十年近く一緒に歩き続けて、知られてる通りプライドの高いポケモンだから苦労することも多かったけど。間違いなく格上相手に、築いて来た信頼関係でもぎ取れた勝利みたいで、凄く嬉しかった。それは多分エンペルトも同じだったみたいで、年甲斐もなくはしゃいで抱き着いたらポッチャマの頃みたいに顔を擦り寄せてきたものだからちょっとだけ泣いた。エンペルトに進化してからは一才してこなかったから余計に。 長々と綴ってしまったけど、こんなどこでもあるようなチラ裏の話に付き合ってくれた人がいるならありがとう。どうかあなたとあなたのポケモンに幸がありますように。
\イイね!/
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