怖そうで怖くない少し怖い話

ちょっとした命の危機だったんだ。時間差で怖くなって動悸が止まらない。心の整理のために語らせてくれ。
ああ、ホラーじゃないから洒落ゴスタグは付けないよ。

昨日の夜。8連勤を終えた私はげきりんの湖でキャンプを楽しんでいた。私の相棒たちはデカくてゴツい子が多いんだが、あそこの猛者共は構わず寄ってきて遊んでくれるしなんならカレーをおねだりしてくる。
特に顔見知りのサーナイトはうちのデスカーンと顔を合わせる度に遊んでくれる。……あれは遊んでるんだよな？毎回両者ボロボロになってる気がする。

まあいいや、昨日もいつものように食べて遊んで手当して過ごしていた。
そろそろ寝るかとなった頃だ。水辺に寝床を用意して（寂しがり屋なギャラドスのためだ）もうみんな寝る体制に入っていた。
それなのに突然デスカーンが騒ぎ出したんだ。
キャンプではみんな雑魚寝なのにみんなをボールに戻して自分の中で寝ろと主張する。
正直疲労でさっさと寝たかったからみんな素直に従ったよ。
デスカーンの中はひんやりしてて寝心地が良い。TCBのみんなも試してみるといいよ。

閑話休題。
朝になって出てくると何故だか湖から離れた奥の方、岩が並んでいる辺りでつたわるだろうか？その辺りに移動していた。デスカーンはさっさとボールに戻ってしまったから理由は聞けないが、まあ何かがあったのだろうと湖に戻った。

更地になっていた。
キャンプセットは焼け焦げて地面は抉れていた。
呆然としているとリーグスタッフさんがやってきて
「無事だったんですね！」

話を聞いたところ、どこぞの不届き者が野生のギャラドスにちょっかいを出していたらしい。そして怒り狂ったギャラドスが大暴れ。キャンプ道具を設置していた場所は巻き込まれてしまったらしい。う～んワイルド。

あの場にいた野生の子たちはサーナイトやグソクムシャたちが避難させていたらしくみんな無事だった。
私のデスカーンはサーナイトから危機を伝えられたが、みんなおやすみ3秒前で間に合わないと悟り、自分に収納して避難してくれたようだ。
うん？もしやこれは「洒落にならん事態からゴーストタイプが救ってくれた話」略して「洒落ゴス」なんじゃないか！？
いやー私ってば天才かもしれんな〜！あっはっはっはっは！

あ～書いているうちに落ち着いてきた。後で新しくキャンプセットをかいなおさないとな。
みんな！ワイルドエリアでは慣れた場所でも気をつけよう！私を反面教師にしてくれたまえよ。
あとギャラドスにちょっかいをかけた大馬鹿者共。地の果てまで追いかけて口にノワキのみを突っ込んでやる。震えて眠れ。