大学でドラゴンタイプの技について研究していて、教授の手持ち達をお借りしてお手伝いしてもらうことがあるのだが、とにかくその子たちがよく躾けられていて格好いい。振る舞いは悠々としてドラゴンタイプなのに暴れるどころか滅多に鳴きもしないし、こちらのお願いにも的確に答えてくれて、本当に聡い子達なんだなぁとつくづく思うのだけど、
一匹だけなんか違う。
教授のサザンドラくん、ボールから出すと「ぼくの出番!!??」みたいなきらっきらした期待の眼差しでこっちに見てくるし、尻尾も何故かあの微妙に短い足までも凄い勢いでパタパタ振ってる。例に漏れず甘噛みさえしてこない良い子なんだけど、その分三つの頭使って全力でぐりぐり甘えてくる。技出すたびに「凄いでしょ!!かっこいいでしょ!!」みたいなドヤ顔が飛んでくる。たぶんこいつ自分のぶんるい知らない。
友達をして「こんなポケモン知らない」「サザンドラの着ぐるみ着たイヌヌワンでは?」と言わしめるサザンドラくん、君のお陰でカメラロールがブレたよくわからん黒い塊の写真ばかりです。ありがとう。
サザンドラ、野生に存在する個体は凶暴なイメージが強いですが、タマゴから人の手で育った個体はめちゃくちゃ人懐っこいんですよね…
自分は野生、タマゴの個体をどちらも育てたことありますが、タマゴから孵った個体は何をするにしても目をキラキラさせながら見てきます。野生個体の子にも積極的に絡んでいくのでもはや親子のような感じです。