本日ミロカロ湖快晴。もうすっかり夏めき、春のうららかな空気の甘みも鳴りをひそめ、代わりにどこか急かすような陽射しが湖面に照りつける。サンバイザーを付け巡回するに、木々の間、あるいは草むらから突然、パルスワンが現われて、我を怪しそうに見て、そしてあくびをして再び隠れてしまう。ずいぶんと人慣れした個体であるが、そういうものもたまにいる。狩のときは矢のごとく駆け、このような日は日陰で眠る。まことに羨ましき生活なり。
先日友人からコフキムシ人形を貰い受ける。奇妙な代物でやり場に困っていたが、チョロネコにコフキムシ人形を見せたところ、長く怯えたのち、恐る恐る叩き、目が光り出す様を見てまた飛び退く様おもしろし。使い道見つかる。