しんおうむかしばなし　「男とヌメルゴン」

昔々のシンオウ地方、ヒスイよりもうんと昔の時代、男とヌメイルがいました。2人はそれはそれは仲良しで毎日遊んだり仕事をして楽しく過ごしていました。

男が齢15の時ヌメイルはヌメルゴンに進化し、2人は深く愛し合うようになりました。しかしその愛が村の人に知られると村の人は男とヌメルゴンを追い出しました。それでも2人の愛は変わりませんでした。
村を追い出された2人は行く当てもなく自然の中で過ごしました。

男が齢30の時、ヌメルゴンは死んでしまいました。自然さえも2人の愛を認めませんでした。
男は日に日に衰弱しましたがそれでも妻の為に墓を作り、弔いました。いよいよ男が死ぬる時、妻の遺骸、殻から声が聞こえました。男は殻の中を覗き、妻と再開しました。