2024/11/10 21:33

愚痴

兄と喧嘩してそのままの勢いで旅に出た。
私のポケモンを勝手に進化させようとしてた。

私は一昨年から旅OKの年齢になった。けど、友達と卒業式やりたいからって理由で学校は卒業してから行こうと思っていたのでずっと地元にいた。

私のポケモンはサーナイトとフシギソウ。どっちも私が10歳になった時に父と母のおじいおばあからそれぞれたまごでもらった。

ひと月前の話。
卒業式も終えたし、旅に出る道具を買いにサーナイトと出かけてた。フシギソウはお昼寝してたから、邪魔しちゃダメだよねって思って置いていった。

買い物は隣町まで行く必要があったから、行き帰りは森を通らなきゃならない。
帰り道をサーナイトと歩いてたら、聞き覚えのある声が聞こえた。
兄が私のフシギソウと森の中にいた。
兄は、私のフシギソウを野生のポケモンと戦わせていた。
フシギソウは反撃することも無く、攻撃をただ我慢して受けていただけに見えた。
「なにしよんの!」って兄を突き飛ばして、急いでフシギソウをつれて地元のポケセンに飛び込んだ。
回復が終わって家に帰ると、兄は私を怒鳴った。
「お前が旅に出るって言うけんフシギソウを進化させてやろうとしただけやん!いつまでもフシギソウのままなんて意味なか!」
父と母も、旅に出るなら強いポケモンであるに越したことはない、という意見だったが、私はフシギソウが好きだったからそのままにしてただけだ。別にフシギバナがだめという訳では無いし、フシギダネだってもちろんかわいい。でも私は今のフシギソウが好きだからそのままでいいと怒鳴った。
でもじゃあサーナイトはどうなんだとか、論点をずらそうとして話が通じない。父母も「お兄ちゃんに悪気はないんやけん、許してあげんと」とかいう。
そのまま怒りに任せて夜中に家飛び出した。

今はゆっくり2匹のパートナーと船で海を渡ってる。
この先、多分家には戻らない。もともと男尊女卑な感じの家だったから嫌気があったし。
このまま風のむくまま気のむくままで旅を続けたい。地元にも実家にも帰らないけど別にこの決心に後悔はない。
でも、女はいつか家に戻ってくるって思ってる家だったから、どうか誰も探しに来ませんようにと思い、祈願カキコ。

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投稿主さんとは状況も背景も違うけれど、昔、姉が話してくれたことを思い出しました。

姉とわたしは8つ、年が離れています。
小さい頃、姉は自分のヒトモシと一緒に家を飛び出したことがあるそうです。わたしがまだ2、3歳にもならない頃で、当時両親に構ってもらえなくなってしまったから、と話していました。

両親は元々共働きだったので母は産休を取っていました。もちろんその間姉とも一緒にいたけど、どうしても赤ちゃん(わたし)優先になってしまう。父も父で、仕事でくたくたに疲れて帰ってきて家族の顔を見たら眠ってしまう。
見てほしい時に見てもらえない、聞いてほしい話をすぐ聞いてもらえない。「妹が生まれてるとはどういうことか」と説明もされていたし、「姉も大事な存在であること」も伝えてもらってたけれど、いざその状況に身を置くと、寂しい、と強く思ったそうで、姉は「妹に両親を取られた!」と怒って出ていってしまったとか。
結局家を飛び出したと言っても家出程度で、すぐ近くの隣町のポケモンセンターで泣いてるところを父が迎えに来てくれたそうです。
帰宅してこってり絞られたあとは、それ以上に心配したこと、姉という立場に頼りすぎてしまったことなどを両親は謝罪し反省したとかで、姉も姉でこれをきっかけに吹っ切れたみたいです。

今では家族の中で笑い話になっています。
時々話題にあがっては、そのたびに思い出話をするくらい。

それから、わたしも10歳になったばかりの頃に、「姉のようにポケモン勝負も強いブリーダーになりたい!」と意気込んで旅を始めた経験があります。ジョウトやカントーを回ったあとは、観光しにあちこちの地方へ行ったり、生まれ故郷のイッシュに戻ってきて旅を再開するなどしました。
今ではその経験を活かしつつ、育て屋(今で言う預かり屋)で働いています。

長くなってしまったけれど、どんな経験が自分のためになるか分からないよね、というお話でした。
がんばって、と言うのもおかしな話かもしれないけど、応援の気持ちも込めて、がんばれ!とお伝えします。
あなたとサーナイト、フシギソウの旅路がよいものに満ち溢れてることを願っています。ベストウイッシュ、よい旅を!

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